外貨建て保険の問題
最近外貨建て保険を契約した人から多数の苦情が殺到していると聞いています。
なにが問題なのか皆さんにシェアします!
そもそも外貨建て保険とは?
外貨建て保険とは通常生命保険や、学資保険などは円で支払い、円で返ってくるのですが、外貨建て保険は主にドル建てで支払います。
要は為替の影響をもろに受ける保険ですが、返還率が良いなどメリットもあります。
外貨建て保険は最近多く見るようになりました。
それも返還率が良いと言うことが、最大の売りのようです。
たしかに返ってくる金額が30%近く上乗せされて返ってくるので、安全に資産運用がしたいと思う方には良いかもしれませんね。
外貨建てで最も多い苦情とは
外貨建て保険の最大のリスク。
それは為替です。
ドルで返ってくるわけですから、ドル円の金額が変われば、ドル→円にした場合に損する可能性が生まれるわけです。
これを知らずに契約した人が多数いるようで、苦情の大半は元本割れするとは聞いていないと言うものです。
そもそもドル建てと聞くだけで為替がイメージできないようでは保険なんか組まないほうが身の為です。
そして為替にはリスクが付き物ですが、リスクとならない方法があります。
外貨建て保険をリスクにしない為に
そもそも為替変動で一番リスクがあるのは、もらった保険金を日本円に変える時です。
積み立て時はドルコスト平均法で積み立てすれば、平均値で積み立てできるため、リスクは比較的最小限に抑えれるはずです。
安いときに多めに支払うこともできます。
万が一満期時のドル円が80円など極度に円高な場合はドルで受け取りましょう。
そもそも保険として使用するのが外貨建て保険であり、外貨建て学資保険などでは、万が一自分の身に何かあった場合以後の保険金は免除になるので、その部分を重要視するべきです。
そして自分的には生命保険のドル建てはお勧めしません。
それはドルで受け取った場合生命保険の場合やはり年齢によるリスクを考慮しなくてはならないからです。
ただし、学資保険として使用する場合は子供の留学費としてそのままドルを使用できるので、無駄な手数料や為替変動リスクを考える必要はまったくありません。
なので外貨建て保険はあくまで子供の留学費として当てることがもっともメリットの高い用途であると考えています。
子供の保険は学資保険だけで充分
子供がうまれると保険を考えますが、子供の保険は学資保険だけで充分です。
医療保険などは入らずとも、役所が手当てをだしてくれます。
子供の医療費は保証されています。
さらに、子供がなくなるリスクはきわめて低く、保険金は確率を考慮するといくら安いものでも割高です。
小さいうちから払っているとずっとその金額ですむというものもありますが、トータルでみると年を取ってから入ったほうがコストを抑えることができます。
そういう意味では子供の生命保険は心配する親の心理を利用した悪質な商品だと思います。
保険金の受け取りは分けてもらう
外貨建て保険は元本以上になってかえってくるのが通常ですが、受け取り時の税金を考慮する必要があります。
そのため保険会社は分けて受け取れる会社もあります。
せっかく外貨建てで積み立てたのに保険金に税金がかかれば、長年積み立てた意味がありません。
外貨建て保険は必ず分けて受け取りができるものを選びましょう。
そうすれば無駄な税金を払わなくてすみます。
税金を払ったお金で積み立てするわけですから、税金をまた払うなんてバカバカしいですよね笑
今回の記事を書いたのは為替のリスクが分からない人が多すぎるためです。
投資する人からしたらありえない話ですが、、、
記事をみてびっくりしたので一応書いておきました。
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