分散投資は集中投資に負けない
今回は分散投資と集中投資についてお話します。
分散投資はよく集中投資よりもパフォーマンスが落ちるから、資金が少ないうちは集中投資で増やすべきだと言われます。
しかし、これは本当に正しいのでしょうか?🤔
僕は必ずしもそうだとは思いません。むしろ資金の少ないうちから分散投資をしたほうが良いのでは?と思っています。
その理由をまとめてみました:)
1.集中投資は機会損失を受けやすい
まず最初に集中投資では少数銘柄で資金を集中させて投資するわけですから、数ある銘柄のなかで上がる確証の強いものに投資しなければいけません:)
銘柄が少ないということは5つの卵のうち一つを選び黄身が2つ入っているものを一発であてようということです。
しかし、黄身が2つはいっている卵が実は5つのうち3つあった場合はどうでしょう?
これを株にあてはめると相場全体はあがってるのに、自分の株だけ上がらない場合や、上昇が弱いことがあると思います😅
むしろ売られて違う銘柄に資金が流れることもありえます。
そういったことで、銘柄数が少ない集中投資は機会損失を招きやすいことに直結してしまうわけです。
分散でテンバガーに出会え!
夢の10倍株に出会うためには長期投資が基本となりますが、銘柄数がかなり影響してきます。
10個の内1つにテンバガーが隠れてるとすれば、1銘柄なら10分の1,5銘柄なら2分の1,10銘柄なら100%とテンバガーに出会う確率は選定された銘柄が増えるほど高まります。
実際の株式市場では数千以上の銘柄がありますが、この中から集中投資でテンバガーを狙えというのは無理がある話ではありませんか?
確率10分の1でもかなり難しいのはトランプするひとなら分かるはずです。
一度トランプで1から10までの数字を出して一枚めくってみてください。
そこに想像した数字がでる確率は実はものすごく難しいことです😅
集中投資とはまさにそのことで、集中投資は儲かるイメージがあると思いますが、実はそうとは限りません。
いくら選定した銘柄でも、銘柄数が少なければ当たる可能性が低くなるのは当然です。
その点分散投資は当たる確率を少しでも上げることに焦点を置いた投資法です。
勝つことを狙うなら、分散投資の方が有利になるわけです。
リスクは賢くコントロールするべき
リスクを負わなければ投資とはいいませんが、分散投資はリスク面でも有利に働きます。
集中投資ではほとんどを少ない銘柄もしくは一つの銘柄に投資するわけですが、これはその銘柄の株価が下がればもろにダメージをくらいます。
逆に分散投資では、ダメージを分散させることができ、分散投資のメリットを最大限に活かすことができます。
集中投資で銘柄が万が一ストップ安にでもなれば、資産を20%以上減らしかねません。
また、集中投資する人の特徴として信用取引を使う人も多いでしょうからダメージはその3倍にも及ぶ可能性があるので大変危険です。
集中投資と信用取引の組み合わせは最悪と言ってもいいでしょう(*_*)
下落のリスクをコントロールすることはものすごく大事で投資においてそれができない人は不調のときに大ダメージを食らうことは容易に想像できます。
皆さん気をつけてください。
分散、集中投資のメリットとデメリット
分散投資のメリット、デメリットをまとめますとこちらになります↓
メリット
- 機会損失が少ない
- リスクが低い
- テンバガー確率が高い
デメリット
- 資産増減が低い可能性がある
- 相場全体の影響をうけやすい
集中投資のメリット、デメリットはこちら↓
メリット
- 短期で資産を大幅に増やせる可能性がある
デメリット
- かなりの調査が必要
- テンバガー確率が低い
- 機会損失が出やすい
- 短気で資産を大幅に減らす可能性がある
となります。
どちらを選ぶかは個人の責任ですが、分散投資が集中投資よりも勝率の面で有利であることはお分かりいただけたと思います。
破産に追い込まれるほとんどの方が信用取引での集中投資です。
それをわかった上で集中投資を選ぶ必要がありますので気をつけてくださいねー(゜゜)(゜゜)
0コメント